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売れない物件の特徴と売れる物件にするための改善方法を解説

物件を売りに出してしばらく経つのに、買い手が見つからないことにお悩みの方もいるでしょう。
売れない物件には、以下のような「売れない特徴」があります。

無駄な時間や費用をかけずに売れない物件を売却するためには、「なぜ売れないのか」を見極めることが重要
売れない原因を理解していなければ、無意味な値下げやリフォームなど、間違った対処をして損をしてしまう可能性もあるからです。

そこで今回は、以下のような内容をご説明します。

  • 売れない物件の特徴
  • 売れない物件の特徴ごとの対処法
  • 物件が問題ではない場合の不動産会社の見極め方
  • 売れない物件を放置するとどうなるか
  • 早期処分したい場合の買取について

売れない物件にお悩みの方は、この記事で「なぜ物件が売れないのか」が理解でき、どのように改善すればいいのかがわかりますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

1.売れない物件の特徴一覧

物件を売りに出したのに、なかなか売れないと、
「どうして売れないの?」
「何が原因なの?」
と、頭を悩ませてしまうことでしょう。

売れない物件には必ず「売れない特徴」があり、その特徴が当てはまる部分を改善すれば、物件が売れる可能性は高くなります。

ではまず、売れない物件の特徴を見てみましょう。

1-1.物件が汚く魅力的ではない

お風呂やキッチンの水垢や、整理整頓されていない室内など、購入希望者は思った以上に細かく見ています。
特に以下のようなポイントは念入りに確認されやすいポイントです。

  • 玄関の汚れ
  • キッチン、お風呂、トイレの水垢や汚れ
  • 壁のシミや汚れ
  • 床の傷や傷み

購入希望者に「ここに住みたい」と思ってもらうためには、徹底的な掃除や簡易リフォームなどは不可欠。
物件を魅力的に見せるための方法は【2.物件が汚く魅力的ではない物件を売る方法】をご覧ください。

1-2.物件の売り出し方が悪い

物件を売り出す場合、ご存じの通り売り出し価格を決めて販売活動をおこないます。
しかし、以下のような物件の売り出し方では、内覧に来てもらうこともできません。

  • 相場よりも高額な物件
  • 販売図面やポータルサイトの写真では魅力的に見えない物件
  • 広告量が少ない物件

このように売り出し方が悪い場合、どのように改善すべきかは【3.売り出し方が悪く売れない物件を売る方法】をご覧ください。

1-3.特殊な物件で需要がない

二世帯住宅や平屋のような特殊な物件は需要が少なく、売りにくい物件です。
二世帯住宅を探している人は少なく、平屋も個室にプライベート感がなく避けられやすいと言えるでしょう。
このような物件は売り出し方を工夫したり、アピールすべきポイントを理解しておかなければなりません。

このような特殊な物件の売り出し方は【4.特殊で需要が少ない物件を売る方法】をご覧ください。

1-4.エリアに需要がない

駅からかなり離れていたり、周辺に買い物ができる店がないなど、そもそも物件があるエリアに需要がない場合はどうすればいいのでしょうか。

エリア自体に需要がない場合は、そのエリアに強い地元密着型の不動産会社に依頼をしてみましょう。
大手の場合は効率的に利益を出すために、需要のないエリアにはあまり力を入れない傾向があるため、大手の強みとなる資金力などを活かした売り出しは期待できません。
大手の不動産会社に任せている場合は、不動産会社の見直しをした方がいいでしょう。

エリアに強い地元密着型の不動産会社の探し方は【5.需要がないエリアの物件を売る方法】をご覧ください。

2.物件が汚く魅力的ではない物件を売る方法

室内を掃除や整頓していないという場合は、清潔感を出すためにも徹底的な掃除が必要です。
内覧者が魅力を感じられるような室内にするためには、以下の方法を試してみましょう。

  • 生活感が出ないように片付ける
  • 汚れた個所があれば掃除・簡易リフォームをする
  • ホームステージングを利用する

では、1つずつご説明していきます。

2-1.生活感が出ないように片付ける

住んでいれば生活感が出てしまうのは仕方のないことですが、物件を売却するのであれば極力生活感は消さなければなりません

ではどのように生活感を消せばいいかというと、

  • 物を可能な限り収納する
  • 床に物を置かない
  • におい対策をする

このようなことに気を付けましょう。

では、具体的にどのようすべきか1つずつご説明します。

2-1-1.物を可能な限り収納する

物があふれかえっているという状況は、部屋が汚く見えるだけでなく「収納スペースが十分ではない物件」というイメージを持たれてしまいます
出しっぱなしにしている物は片付けておき、物が多すぎる場合は一時的にレンタルスペースを借りるなどして物を移動させておくことが大切です。

収納に物を雑に詰め込むと、内覧で「収納の中を見せてほしい」と言われた場合に困ってしまうので、収納スペース内も整理整頓を心がけてください。

2-1-2.床に物を置かない

床に物が置かれていると部屋が狭く見えてしまうため、物は可能な限り置かないようにし、床を見せるようにしましょう。
バラバラに置かれている家具をある程度まとめると、床面積が広く見えますよ。

2-1-3.におい対策をする

内覧の前に、特に気を付けたいのが「におい」です。
住んでいる人からすると、自宅のにおいは慣れてしまっているものなので、においを感じないことが多いでしょう。
しかし、たかがにおいでも内覧者の減点対象になる可能性は高いため、自分では室内が「くさい」「埃っぽい」と感じなくても、消臭剤を置いたり内覧前に消臭スプレーを使うなどして、生活臭を消しましょう。

また、内覧前にしっかりと換気をしておくことも大切ですよ。

2-2.汚れた箇所があれば掃除・簡易リフォームをする

普段気にならないような汚れでも、内覧にきた人には不潔な印象を持たれてしまう可能性があるため、汚れは徹底的に掃除をしましょう。
特に、内覧者が念入りにチェックするのが、

  • 玄関
  • 水回り(トイレ、キッチン、風呂)
  • フローリング

この4か所です。
それぞれの掃除や簡易リフォームについて見てみましょう。

2-2-1.玄関の掃除

玄関は内覧時に物件の第一印象を与える場所なので、念入りに掃除をしましょう。
靴はすべて収納し、たたきまできれいに履き掃除と拭き掃除をして、清潔感を出してください。

2-2-2.水回り(トイレ・キッチン・風呂)の掃除

水回りは水垢をしっかり落としておくことが大切。
もし落としきれないのであれば、水回りだけホームクリーニングを頼むのも1つの手です
さらにキッチンは、換気扇の汚れやコンロ周りの油汚れも念入りに落としておきましょう。

2-2-3.フローリングや壁の簡易リフォーム

フローリングが傷だらけ、壁紙が破れたり汚れてしまっていると、魅力的でない上に「傷んだ物件」という印象を与えます。
床や壁で印象を悪くしないように、

  • フローリングにワックスをかける
  • フローリングの傷が目立つ場所の部分的な補修をする
  • 壁紙を張り替える

などの簡易リフォームも検討してみましょう。

2-3.ホームステージングを利用する

いくら片付けや掃除などをおこなっても、家具が古く傷んでいたり、統一感のないインテリアコーディネートでは物件を魅力的に見せることはできません。
モデルルームではおしゃれな家具が置かれており、魅力的に見える演出をしていますよね。
家具が置かれることで、生活をイメージしてもらうこともできるため、インテリアコーディネートは非常に重要と言えます。

しかし、内覧のためにわざわざ家具を買い替えるのは大変ですし、費用もかかってしまいます。
そこでおすすめなのが
「ホームステージング」です。

ホームステージングとは、

  • 家具
  • 照明
  • グリーンなどの小物

このような物をレンタルし、室内の装飾までしてくれるサービスです。
ホームステージングを利用することで、生活感を無くすだけでなく魅力的な空間を演出することができるため、内覧者を「こんな家に住みたい!」という気持ちにさせてくれます。

2-3-1.ホームステージングの効果

日本ホームステージング協会の「ホームステージング白書2017」によると、以下のように販売期間が短縮できることが調査によって明らかとなりました。

参考:日本ホームステージング協会、ホームステージング白書2017

このように、ホームステージングをした場合マンションは平均42日、戸建ては平均37日で売却ができていることがわかっています。

2-3-2.ホームステージングの費用相場

ホームステージングを利用する場合の費用を見てみましょう。

ホームステージングをおこなっている3社のプランを見比べてみると、価格相場は3ヶ月で16~30万円程度であることがわかります

ホームステージングは空き家でも居住中でも利用できるので、内覧が成約に結びつかない場合は検討してみてはいかがでしょうか。

3.売り出し方が悪く売れない物件を売る方法

売り出し方に問題がある場合に見直すべきポイントは以下の通り。

  • 相場に合わせた価格設定にする
  • ポータルサイトの掲載写真を見栄えがいいものに変える
  • 販売活動を積極的におこなってもらうよう不動産会社に働きかける

この3つのどれか1つでも問題があると、問い合わせや内覧自体が少なくなってしまいます。

3-1.相場に合わせた価格設定にする

物件の相場は以下のような要因で変化していきます。

  • 築年数の経過
  • 地域の需要
  • 経済的要因

築年数や需要はもちろんのこと、株価の変動に合わせて物件相場も変動するなど、経済的なことまで影響があるのです。
相場よりも高い価格では余計に売れなくなってしまうため、物件の売り出し価格は1度決めたらそのままにせず、定期的に見直しをしなければなりません

相場価格の調べ方には以下の4つの方法があります。

これらの方法について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
家の売却相場はいくら?最新の相場動向と自分の家の相場を調べる方法

3-2.ポータルサイトの掲載写真を見栄えがいいものに変える

ポータルサイトなどに掲載されている写真ひとつで、物件に興味を持ってもらえるかが決まると言っても過言ではありません。

あなたが物件の購入を検討していたとして、

  • 部屋全体が暗い
  • 外観や周辺施設の写真のみ
  • 間取りのみで写真がない

このような物件を「すぐに内見したい!」と思いますか?
他に外観や室内の様子がきれいに撮影されている物件があれば、そちらを優先するのではないでしょうか。
掲載写真は不動産会社にお願いすることもできますが、自分で撮影することもできます。

ポータルサイトの写真を見栄え良くするためには、以下のことを意識しましょう。

  • 明るく日が差し込む昼間に撮影する
  • カーテンを開けて照明もつけた状態で撮影する
  • 撮影のために余計なものは片付ける
  • 各部屋1枚ずつ写真を用意する
  • まっすぐ撮影することを意識する

このような写真が掲載されていれば室内の雰囲気もよくわかるため、ポータルサイトで興味を持ってもらいやすくなるでしょう。

3-3.広告量が少ない場合は不動産会社に掲載を依頼する

広告量が少なければ、当然人の目に留まる回数が減ってしまうため、売れるチャンスを逃してしまうことに。
仲介手数料を支払うのだから、不動産会社は手を尽くして頑張ってくれているはずだと考えてしまいがちですが、実際には大手の不動産ポータルサイトには物件情報が掲載されていないケースもあります。

不動産会社にどのポータルサイトに掲載をしているのか確認をし、もしもSUUMOやHOME’Sなどに掲載されていないようであれば、掲載を依頼してみましょう

4.特殊で需要が少ない物件を売る方法

特殊な物件として、ここでは以下の物件についてご説明します。

  • 二世帯住宅
  • 平屋

需要の少ないこの2種類の物件は、売り出し方やアピールの仕方を変えてみましょう。

4-1.【二世帯住宅の場合】売り出し方を工夫する

二世帯住宅を売り出す場合には、「二世帯住宅」であることのメリットを感じさせることが大切です。
なぜ二世帯住宅は売りにくいのかを理解して、売り出し方を見直しましょう。

4-1-1.二世帯住宅が売り方を工夫しなければならない理由

二世帯住宅が売れにくい理由は、そもそも二世帯住宅を探している人が少ないからです。
最近では、同居や敷地内別居をする家庭の数自体が以下のように減少しているのです。

参考:国立社会保障・人口問題研究所、2018 年社会保障・人口問題基本調査 第6回全国家庭動向調査

このように、2013年にやや増えた同居割合は、2018年には半分の割合となりました。
同居割合が減っているということは、二世帯住宅の需要自体も減少していると考えられるでしょう。

また、注文住宅で二世帯住宅を建てた人であれば、建てる際にさまざまなことにこだわったのではないでしょうか。
二世帯住宅にはその家庭ごとのこだわりがあるため、二世帯住宅を買いたい人がいても、希望にもマッチしづらいという点も売れにくい理由となります。

4-1-2.二世帯住宅の売り出し方

二世帯住宅を探している人だけに売り出しても、需要がなければ売れません。
そこで二世帯住宅の見方を変えてみましょう。
まず、「完全分離型」の二世帯住宅なら、

  • 賃貸併用住宅として売り出す
  • 土地を分筆して、1棟ずつ売り出す

このような方法があります。
賃貸併用住宅として購入した場合は、すぐに賃貸として貸し出すことができるので、購入者にも大きなメリットとなります。
土地を分筆した場合は二世帯住宅ではなく、二棟の戸建てとしてそれぞれ販売できるので、ニーズを広げることができます。

二世帯住宅の土地の分筆方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
土地を分筆して売却する方法を解説!売却の流れや必要な費用・注意点

また、完全分離型ではない「一部分離型」「完全同居型」であれば、

  • シェアハウス
  • 民泊経営

といったような用途で使用できます。
部屋数の多さをメリットとして売り出してみましょう

4-2.【平屋の場合】平屋ならではのメリットを伝える

一階建てである平家は間取りなどこだわりを持つ人が多く、なかなか買い手の見つからない物件と言えます。
しかし、以下のような平家だからこそのメリットも。

  • 家族のコミュニケーションを増やせる
  • 子育てがしやすい
  • 老後も安心して暮らせる
  • 地震や台風などの災害に強い

このようなメリットをアピールしましょう。

4-2-1.家族のコミュニケーションを増やせる

平家はワンフロアであるため、家族が顔を合わせる機会が多くなります
2階建て以上の戸建ての場合、子供が2階から降りてこなくなり、会話をする時間なども減ってしまう可能性がありますが、平屋で顔を合わせることが多くなればその分コミュニケーションがとれるので、コミュニケーションを大事にしたい家庭には平屋はぴったりな物件と言えます。

4-2-2.子育てがしやすい

平屋は、子供が勝手に2階に行ってしまうということもなく、目が届きやすいので子育てがしやすい構造と言えます。
2階以上の戸建てで子育てする場合、階段からの落下やベランダからの転落など、命にかかわるような事故が起きてしまうこともありますが、平屋にはそのような心配がないので、のびのびと子育てができるでしょう。

4-2-3.老後も安心して暮らせる

高齢者になると、階段の上り下りも一苦労になることも多く、転落の危険もあります。
しかし、
平屋であれば階段を上る必要がなく、快適に暮らせるでしょう。

内閣府の「平成28年版高齢社会白書」によると、高齢者の家庭内での階段事故は2番目に多く、階段は危険なポイントであることがわかります。

参考:内閣府、平成28年版高齢社会白書

特にバリアフリーの平屋なら、事故の心配が少なく、高齢者にとって優しい物件であることをアピールしましょう

4-2-4.地震や台風に強い

平屋は、高さがないため地震が起こってもあまり揺れず、建物自体の負担も少なくて済みます
また、台風の場合も風圧の影響を受けにくいため、災害に強い造りと言えるでしょう。

もしも地震や火事が起きた際にも、避難がしやすいのも平屋ならでは
災害に強いというのは、しっかりとアピールしていきたいポイントですね。

5.需要がないエリアの物件を売る方法

エリアに需要がない場合は、そのエリアに強い不動産会社に依頼することで解決する場合があります。
地元密着型の不動産会社に依頼するメリットは以下の通りです。

  • その地域の情報が多くある
  • 積極的に物件を売り出してくれる
  • 地元ならではのパイプや集客網を持っている可能性が高い

しかし、そのエリアにある不動産会社ならどこでもいいというわけではありません。
まずは一括査定でいくつかの不動産会社に訪問査定をしてもらいます。
そして、訪問査定後に以下のことを確認しましょう。

  • 同じエリアでの中古物件取引実績
  • 査定額の根拠
  • どのくらいの期間で売ることができそうか

エリア内で中古物件の売買実績が多いほど、そのエリアでの売買に慣れているということがわかります。
査定額の根拠やどのくらいの期間で売ることができるのかについては、明確な理由とともに説明してくれる不動産会社なら安心して売却を任せられるでしょう。

一括査定をされる場合は、ぜひ「複数いっかつ査定」をご利用ください。

6.売れない物件で安易にしてはいけない3つのこと

物件がなかなか売れない場合「どうにかしなければ!」と気持ちばかりが焦ってしまうでしょう。
しかし、物件が売れない場合でも、以下の3つは安易にやってはいけません。

  • フルリフォームをする
  • 空き家にする
  • 建物を取り壊す

これらは費用がかかるだけでなく、さらに売りにくくなってしまう危険もあります。
なぜ安易にやるべきではないか、ひとつずつご説明します。

6-1.フルリフォームをする

フルリフォームをすればきれいになり、物件が売りやすくなると思うかもしれませんが、安易なリフォームは危険です。
なぜなら、フルリフォームをすれば高額な費用がかかりますし、ほとんどの場合は物件の価格にリフォーム費用を上乗せできないからです。
上乗せすること自体は可能ですが、適正価格ではなくなり売れ残ってしまう危険が高いでしょう。

また、フルリフォームをした部屋が必ずしも買主の好みに合うとは限らず、買主は自分の好きなようにリフォームをする前提で物件を探している可能性もあります。

フルリフォームが必ずしも悪い結果に繋がるわけではなく、マンション内で他の部屋が売りに出されている場合などはフルリフォームをすることで売りやすくなることも。
ここは見極めが難しいポイントとなりますので、安易にフルリフォームをするのではなく、不動産会社とよく相談してから決断しましょう。

6-2.空き家にする

誰も住んでいなければ内覧がしやすく生活感も出ないため、「空き家にすれば売りやすいかも」と考える人もいるでしょう。
しかし、空き家にする場合のデメリットも知っておかないと、後悔してしまう可能性があります。

空き家にするデメリットは以下の3つ。

  • 「住むイメージ」がしにくい
  • ローンや家賃の支払いが二重になる
  • 空き家は傷みやすい

ではこれらのデメリットについて、もう少し詳しく見てみましょう。

6-2-1.「住むイメージ」がしにくい

居住中で家具が置かれていると、買主は「この物件に住むイメージ」がしやすくなります
家具の配置などを見ることができるため、何をどこに置くとバランスがいいか、手持ちの家具が収まりそうかといったところまで見ることができます。

空き家にしていなくても、室内に清潔感を感じられれば、買主にとって空き家よりも好印象を与える可能性があるということです。

6-2-2.ローンや家賃の支払いが二重になる

売出し中の物件にローンが残っている場合、新しい物件を購入しても、仮住まいの賃貸に引っ越しても、ローンや家賃の支払いを二重でしなければならなくなります
空き家にしてもなかなか売れなければ、二重の出費が続くのだということを理解しておきましょう。

6-2-3.空き家は傷みやすい

誰も住んでいない家は傷みやすいということをご存じでしょうか。
空き家にしてすぐに売れるのであれば問題ありませんが、長期間売れなかった場合はどんどん物件が劣化していってしまいます。

物件が痛まないように、空き家にした家を定期的に換気するなどの手入れが必要となることも覚えておきましょう。

6-3.建物を取り壊す

見るからに築古な物件は見栄えをよくすることが難しいため、更地にした方が売りやすい気がしますよね。
しかし、更地にするのは費用面で以下のような3つのデメリットがあります。

  • 取り壊すのに費用がかかる
  • 土地の固定資産税が6倍になる
  • 家を建てるイメージがしにくくなる

これらのデメリットについてご説明します。

6-3-1.取り壊すのに費用がかかる

まず、当たり前ですが建物を取り壊す場合には費用がかかります。
解体の費用目安は以下の通り。

建物の種類

20坪

40坪

60坪

80坪

木造

62~130万円

124~260万円

186~390万円

248~520万円

鉄骨造

68~140万円

136~280万円

204~420万円

272~560万円

RC造り

70~160万円

140~320万円

210~480万円

280~640万円

解体費用について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
土地売却の解体費用はいくら?相場と更地にした場合との違いを解説

6-3-2.土地の固定資産税が6倍になる

建物を取り壊してしまうと、土地の固定資産税が6倍になります。
土地の固定資産税は建物があることで1/6に減税されており、更地にすることで減税の恩恵が受けられなくなってしまうのです。

例えば、評価額が2,000万円の土地であれば、

  • 建物あり…約47,000円
  • 土地のみ…280,000円

こんなにも固定資産税の支払いが増えてしまうということです。

6-3-3.家を建てるイメージがしにくくなる

家が建つ前の更地を見たときに「狭い」と感じたことはありませんか?
家が建てば問題ない広さに見えるのに、更地では家が建った時のイメージがしづらいものです。

家が建っていることで、どの程度の広さの家が建てられるのかイメージがしやすくなるため、見栄えの悪い築古物件であっても、買主の購買意欲に必ずしもマイナスに働くわけではありません
建物を取り壊すのは金銭的な負担が大きくなる可能性が高いため、更地にする場合は不動産会社とよく相談して決めるべきでしょう。

建物を取り壊して更地にするのは、場合によってメリットになることもあります。
考えられるメリットは以下の2つです。

・見栄えの悪い建物を解体することで、視覚的な悪印象がなくなる
・解体を考えている買主にとって、費用や手間が省けるため購入してもらいやすくなる

更地にする場合のメリットとデメリットをよく理解してから判断するようにしましょう。

古家付き土地の売却についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
古家付き土地売却とは?メリット&デメリットと良い条件で売るコツ

7.物件が売れない時は不動産会社の販売活動に問題がないかもチェックする

物件やエリアには特に問題がなかったり、さまざまな手を尽くしてみたけれど物件が売れない場合は、不動産会社が「囲い込み」をしているか、販売活動に力を入れていない可能性があります。

そのような場合は、早急に不動産会社を変えなくてはなりません。
では、不動産会社の見極め方をご説明します。

7-1.不動産会社に「囲い込み」をされていないか確認する

「囲い込み」は、専任媒介や専属専任媒介で一社と契約している場合に起こりうる不正です。
囲い込みをしている不動産会社は、売主から売却を任された物件に他社の不動産会社から問い合わせがあっても、「申し込みが入った」などと嘘をついて紹介を断ってしまい、他社に介入させない様子から「囲い込み」と呼ばれるようになりました。

囲い込みをされている場合、物件が売れる可能性のある機会が故意に減らされてしまうため、売却期間が長引いてしまうこともあります。
では、本来であれば売買を成立させなければ利益にならない物件を、なぜ売れないようにしてしまうのでしょうか。

7-1-1.なぜ囲い込みという不正がおこなわれるのか

不動産会社が中古物件を仲介すると、仲介手数料が利益となります。
仲介手数料は「売主」と「買主」それぞれが支払うため、売却を任された不動産会社を通して買主が物件を購入すると、その不動産会社は仲介手数料を両方から得られます。

これは「両手仲介」と呼ばれており、仲介手数料の利益が2倍となるので、不動産会社にとっては両手仲介になるのが理想と言えるでしょう

しかし、買主が他社を通して物件を購入した場合は、買主の仲介手数料は他社の方に支払われるため、売却を任されている不動産会社は仲介手数料を「売主」からしか受け取ることができなくなります。
片方のみから仲介手数料を受け取るため「片手仲介」と呼ばれており、不動産会社が得られる利益は両手仲介の半額になるということ。

不動産会社の中には両手仲介で利益を多く得たいがために、他社の紹介に嘘をついて断ってしまうところもあるのです
では、どうすれば囲い込みをされていないか見極められるのでしょうか。

7-1-2.囲い込みをされているか確かめる方法

不動産会社は専任媒介や専属専任媒介契約を結んだ場合、物件情報を決められた期間内に「レインズ」に登録する義務があります。
レインズとは「不動産流通標準情報システム」という不動産ネットワークで、他社と情報を共有することができるため、レインズを通して買主を見つけやすくすることができるのですが、不動産会社が囲い込みをしている場合、買主が見つかるまでレインズに登録をしなかったり、一度は登録をしておいて削除してしまうこともあります

レインズに物件情報を登録すると、不動産会社から売主に「登録証明書」が交付されます。
その中に記載されているIDとパスワードで、レインズに自分の物件の情報が掲載されているかを確認できるので、取引情報が公開中になっているかを確認してみましょう。

出典:レインズ、売却依頼主物件確認案内書

もしも、「書面による購入申込みあり」や「売主都合で一時紹介停止中」といったステータスになっている場合、問い合わせがストップされている状態なので囲い込みされていると考えられるでしょう。
レインズの情報は、定期的に確認することをおすすめします。

7-2.囲い込みをされていなくても変更すべき不動産会社の特徴

もし、囲い込みはされていないようだと感じても、担当者が信頼性に欠けるのであれば、不動産会社を変更すべきです。
信頼し得るかどうかを判断する場合は、定期的に届く営業活動報告書を確認しましょう。

営業活動報告書は以下のように義務付けられています。

  • 専任媒介契約…2週間に1回以上
  • 専属専任媒介契約…1週間に1回以上

頻繁に報告をしてくれる場合は熱意があると言えますが、義務付けられた最低限の報告もしない場合はやるべきことすらできない不動産会社と考えた方がいいでしょう。
そんな会社では、まともな販売活動も期待はできませんので、早急に不動産会社を変えてください。

また、活動報告書はされるものの、熱意を感じなかったり、売主の希望を無視するような担当者の場合も、不動産会社の変更を検討した方がいいでしょう。

7-3.不動産会社を変えるなら一括査定がおすすめ

不動産会社を変える場合、今度こそ不動産会社選びに失敗しないためにも複数社に見積もりをしてもらうことをおすすめします。
一社だけに見積もりをお願いしても、比較対象がないためその不動産会社でいいのか判断ができないからです。

一件ずつ問い合わせをしていては時間がかかり、非常に手間となりますが、その手間を省けるのが「一括査定」です。
一括査定の場合、情報の入力が一度で済み、どの不動産会社に見積もりを依頼するかも自分で選ぶことができます。

実際に訪問査定を数社に依頼して、査定額の根拠がはっきりとしている不動産会社に売却をお願いしてみましょう

一括査定をする場合は、当サイトを運営するホームセレクトの無料サービス複数いっかつ査定をご利用ください。

8.売れない物件を放置するとどうなる?

物件が売れないと、放置してすべてを投げ出してしまいたくなるかもしれません。
しかし、売れない物件を放置していると、以下のようなデメリットが発生します。

  • 固定資産税を払い続ける必要がある
  • 手入れをしないと物件が傷む
  • 犯罪や近隣トラブルの原因となる

この3つのデメリットについて1つずつご説明します。

8-1.固定資産税を払い続ける必要がある

誰も住んでいない空き家であっても、当然固定資産税は毎年発生します
放置すればするほど、誰も住んでいない物件のために無駄な出費をしなければならないということです。

固定資産税を支払わなくて済むようになるためには、その物件を手放す以外に方法はありません。
毎年無意味な出費をしないようにするためにも、放置すべきではないでしょう。

8-2.物件の老朽化が早くなる

だれも住んでいない建物は、居住中の比ではないほど老朽化が早く進みます
空き家がなぜ傷みやすいのかというと、室内が換気されないことで、カビや害虫が発生してしまうからです。

いつか売ろうと考えて放置していても、気付けば資産価値がなく、さらに売れない物件となってしまう可能性もあります。

8-3.犯罪や近隣トラブルの原因となる

なぜ放置された空き家が犯罪の原因となるかというと、まず人の出入りがないため放火される危険性が高いことが挙げられます。
さらに、空き家に勝手に入り込み、大麻などの不正栽培をする犯罪者も増加傾向にあり、いつまでも放置されている空き家は犯罪者にとって好都合な場所になってしまうのです。

また、空き家が老朽化して台風で屋根が飛ばされて近隣の家に被害を与えてしまったり、雑草が伸びっぱなしになり、それによって虫が発生してしまうなど、近隣トラブルの原因となることも。
場合によっては損害賠償請求をされることもありますので、空き家を放置するのは非常に危険だということを覚えておきましょう。

9.売れない物件の早期処分をしたいなら不動産買取を検討

あれこれ手を尽くしても売れない場合や、早急に物件を手放したいという場合は、不動産会社に買取をしてもらうという方法も
売却は不動産会社が販売するために物件を買い取るため、仲介よりも価格は3~4割程度下がりますが、物件売却のことで悩み続けなければならない状況からは解放されます。

また、販売活動をする必要がないため、仲介よりもスムーズに現金化することができ、瑕疵担保責任が発生せず仲介手数料もかかりません

大まかな流れは以下の通り。

スムーズに取引が進めば、1週間程度で契約を結ぶことができます
どうしても売れない場合には「買取」という選択肢もあることを覚えておきましょう。

買取について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【家の買取】2日で売れるが仲介の3割減!損をしない4つのコツ
土地を買取で売却する時の基礎知識!メリットとデメリットを徹底解説

10.まとめ

売れない物件の特徴は以下の通りです。

  • 物件が汚く魅力的ではない
  • 売り出し方が悪い
  • 特殊で需要が少ない
  • エリアに需要がない

物件が売れないのであれば、まずこれらの特徴に当てはまっていないかを確認するところから始めましょう。

売れない物件の特徴に当てはまらないのであれば、不動産会社に問題がある可能性があります。
不動産会社に囲い込みをされていたり、担当者にやる気がなく不安に感じるのであれば、一括査定をして不動産会社を変えましょう。

また、売れない物件を放置した場合は、

  • 固定資産税を払い続ける必要がある
  • 物件の老朽化が早くなる
  • 犯罪や近隣トラブルの原因となる

このようなリスクがあります。
どうしても物件が売れない場合や、早急に売却をしたい場合は不動産会社に買取をしてもらいましょう

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※アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 調査期間:2020年10月23日~26日 調査方法:インターネット調査
調査概要:不動産会社(仙台市エリア)10社を対象にしたサイト比較イメージ調査 調査対象:全国の30代~60代の不動産売買経験のある男女 1007名