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中古住宅の買取相場は仲介の7割!詳しい買取相場や調べる方法を解説

「中古住宅の買取相場ってどのくらいなんだろう?」と疑問に感じていませんか?

実は中古住宅の買取相場は、「仲介」で売る場合と比べると、70%程度になってしまいます。
その理由は、不動産会社が買取した住宅を再販売するために必要なリフォーム代や、見込み利益が差し引かれるからです。

せっかく高いお金を支払って購入した住宅が大幅に安い金額で買取になるのは、少し残念な気持ちになってしまいますよね。

そこで少しでも高く買取をしたい場合には、次の3点を知っておくことが重要です。

  • もし少しでも時間が許すならすぐに「買取」を選ばず「仲介」を依頼する
  • 買取を行うタイミングを知っておく
  • できる限り具体的な査定金額を知っておく

本記事では、それらの内容を踏まえ、以下の内容をお伝えしていきます。

▼本記事の内容

  • 中古住宅の買取相場は仲介の70%程度
  • 中古住宅買取の相場が市場価格よりも低くなる3つの理由
  • 中古住宅は築年数が長くなるほど価値が下がる
  • 中古住宅の買取相場を知るための3つの方法
  • 中古住宅を買取相場より高く買い取ってもらう3つの方法

この記事をお読みいただくことで、中古住宅のおおよその買取相場や具体的な金額を調べる方法を知って、「もし買取をしたらどのくらいの金額を得られるのか」を知れるだけでなく、買取相場より高く買い取ってもらう方法を知ることができます。

ぜひ最後までお読みください。

1.中古住宅の買取相場は仲介の70%程度

冒頭でもお伝えした通り、中古住宅の買取では、仲介の70%程度で取引されることが一般的です。
たとえば市場価格が5000万円ほどある住宅でも、不動産会社の買取によって3500万円程度の価格になってしまいます。

そもそも、「仲介」と「買取」にはどういう取引の違いがあるのでしょうか。

仲介」とは、不動産会社が売主と買主の間に立ち、住宅の売買取引を成立させることです。

仲介では不動産会社が買主を探しますが、なかなか買主が見つからずに売却までに時間がかかってしまうケースも多いです。
その一方で、売却する際には買取相場よりも高く売れやすくなっています。

買取」とは、中古住宅を再び市場で販売する目的で、不動産会社が売主から直接、住宅を買い取ることです。

不動産会社に買い取ってもらうので売却期間が短く、すぐにまとまった現金を得られますが、仲介よりも安く取引することになってしまいます

このように仲介と買取では、「住宅を売る相手」と「現金化できるスピード」が違うのです。

こうした違いから、以下3つの理由で買取相場は仲介よりも安くなってしまいます。

  • リフォーム・リノベーション費用を差し引くから
  • 買取金額を安くして再販時に高く売ることで利益を得たいから
  • 売主自身が安い買取金額でも了承してしまうから

それぞれの理由については次項で詳しく解説します。

▼こちらの記事もご参考ください!

この記事では中古住宅の買取相場について詳しく解説していますが、そもそも「買取にしようかどうか迷っている…」という場合は、買取のメリット・デメリットを知って、ご自身が買取に向いているのかどうかを判断する必要があります。

以下の記事では、住宅の買取についての基本的な知識やメリット・デメリットをご紹介しているので、「住宅を買い取ってもらおうかどうか迷っている」という場合にはぜひ、あわせてお読みください。
【知らないと損】住宅買取とは?そのメリット・デメリットを解説!

2.中古住宅の買取相場が市場価格よりも低くなる3つの理由

中古住宅の買取相場が市場価格よりも低くなってしまうのはなぜなのでしょうか。
その理由として次の3つが挙げられます。

それでは詳しくみていきましょう。

2-1.【理由①】リフォーム・リノベーション費用を差し引くから

1つめの理由は、「リフォーム・リノベーション費用を差し引くから」です。

不動産会社が買い取った中古住宅をそのまま売っても、その家を欲しいと思ってくれる人はなかなか見つかりません。そのため、住宅の故障部分を修繕したり、リフォーム・リノベーションをして、住宅に付加価値をつけることで、買い手が見つかりやすくなり、家を高く売ることができます。

そのような事情があり、不動産会社はリフォームやリノベーションをする前提で住宅を買い取るので、その分の買取価格は安くなってしまうのです。

2-2.【理由②】利益分を差し引くから

2つめの理由は、「利益分を差し引くから」です。

不動産会社は買取の際に仲介手数料をもらうことができないため、再販する際に利益を出しています。
再販時には先述した「リフォーム費用」が多くかかるだけでなく、再販で得た利益から「人件費」や「宣伝広告費」もまかなわねばなりません。

そのため、不動産会社に確実に利益が出るように買取金額を決めておかないと、不動産会社に儲けがなくなってしまうのです。

このように不動産会社は、仲介手数料をもらわないかわりに、市場価格より買取金額を安く決めることで、「買取→再販」で利益を出しているのです。

2-3.【理由③】売主自身が安い買取金額でも了承してしまうから

3つめの理由は、「売主自身が安い買取金額でも了承してしまうから」です。

売主は次のような理由で早く住宅を売却したいと考えているケースが多くあります。

  • 借金返済のために早く売りたい
  • 離婚、相続の財産分与のために現金化したい

そのため、相場価格で買取をしてもらうよりも、早く売ることのほうが優先順位が高いので、買取価格が安くても売主は了承してしまいます。

また、精神的に余裕がなく、「早く住宅を手放したい」と焦る気持ちから、複数業者へ査定依頼をすることなく、1社から提示された買取価格をそのまま受け入れてしまうというケースも少なくありません。

このように売主が、金額よりも「早く売れること」を優先に考えているため、どうしても市場価格より安くなってしまうのです。

3.中古住宅は築年数が長くなるほど価値が下がる

中古住宅は相場の7割が買取価格になるとお伝えしましたが、実際には築年数によっても買取価格が変動します。

一般的に住宅は築年数が長くなればなるほど、価値も下がっていきます。
そのため、買取をしてもらうタイミングを見誤ると、さらに買取価格が下がるという事態になりかねません。

そこで本章では、「築年数別」に中古住宅の買取相場がどのように変動するのかをお伝えします。
売りたい住宅の買取相場が現在、どの程度なのかを知って、買取に出すタイミングを考えてみましょう。

3-1.【〜築10年まで】新築価格のおよそ半分まで価値が下落する

新築〜築10年までの間に、住宅の価値は最も大きく下落し、新築のおよそ半分までの価格になってしまいます。

国土交通省の「中古住宅流通、リフォーム 市場の現状」の査定例によると、実際に新築〜築10年までの間にはその資産価値がおよそ50%程度まで落ちていることがわかります。

出典:国土交通省「中古住宅流通、リフォーム 市場の現状

そして、住宅の価値が新築から10年間で大きく下がるということは、買取金額はさらに安く取引することになります。

たとえば次のケースです。

  • 5000万円で戸建住宅を購入
  • 築10年
  • 築年数を考慮すると住宅の価値は2500万円

このケースで買取を行う場合、買取価格の相場は以下のようになります。

◆買取価格の計算式
【築年数を考慮した住宅の価格 × 70% = 買取価格の相場】

◆実際に計算してみると…
2500万円 × 0.7 = 1750万円

新築の価格が5000万円だったことを考えると、新築から10年経った住宅を買取に出すと、大きく下がった金額での買取になることがわかりますね。

したがって「築10年以下の住宅の買取」を考えている場合は、できるだけ早く買取に出すことをおすすめします。

3-2.【築11年〜20年】新築価格のおよそ2割程度まで価値が下がる

住宅の築年数が11年〜20年になると、住宅の価値の下落はゆるやかになる傾向があります。

おおよそ、築15年あたりで新築価格の2割程度の価格になり、さらに築16年〜20年の間にゆっくりと下落して、築20年には住宅の価値はほとんどなくなります。

国土交通省の「中古住宅流通、リフォーム 市場の現状」の査定例によると、実際に築11年〜20年までの間にはその資産価値がおよそ20%程度まで落ちていることがわかります。

出典:国土交通省「中古住宅流通、リフォーム 市場の現状

3-1.【〜築10年まで】新築価格のおよそ半分まで価値が下落する」で例に出した、新築時の価格が5000万円の住宅を例に考えてみましょう。

築15年、築20年の買取価格の相場を考えてみると、以下のようになります。

  • 5000万円で戸建住宅を購入
  • 築15年の場合、住宅の価値は1000万円
  • 築20年の場合、住宅の価値は500万円

このケースで買取を行う場合、買取価格の相場は以下のようになります。

◆買取価格の計算式
【築年数を考慮した住宅の価格 × 70% = 買取価格の相場】

◆実際に計算してみると…
1000万円 × 0.7 = 700万円(築15年の場合)
500万円   × 0.7 = 350万円(築20年の場合)

このことから、住宅が築20年以内であれば、買取でわずかながらもお金を受け取ることができますが、築20年ともなると買取に出しても、新築の値段から考えると、わずかなお金しか受け取れない可能性があるということを知っておきましょう。

3-3.【築20年以上】中古住宅の価値はほとんどなくなる

築年数が20年以上になると、住宅の価値はほとんどなくなってしまいます。

厳密にいうと、築年数が20年以上であってもリフォームなどが施されて付加価値をつけていれば、住宅の価格がなくなることはありません。しかし、リフォームやリノベーションを行っていない場合は、価値はほとんどなくなってしまうのです。

国土交通省の「中古住宅流通、リフォーム 市場の現状」の査定例によると、実際に築20年以上までの間にその資産価値がほとんどなくなっていることがわかります。

出典:国土交通省「中古住宅流通、リフォーム 市場の現状

住宅自体に価値がなくなってしまった場合には、「住宅を解体して土地だけで買取をしてもらう」という方法がおすすめです。
というのも、更地にして買取に出すことで、土地の査定額が上がる傾向にあるからです。

ただし解体費用などがかかるため、慎重に判断する必要があります。

「住宅の解体費用がどのくらいかかるのか」、その相場を知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
住宅の解体費用はいくら?坪数別の相場一覧と安くする工夫点5つ

4.中古住宅の買取相場を知るための3つの方法

中古住宅の買取相場は、自分自身で調べることができます。
その方法は次の3つです。

それでは詳しくみていきましょう。

4-1.「レインズマーケットインフォメーション」で中古住宅の買取相場を調べる

1つめの相場の調べ方は、「レインズマーケットインフォメーション』で中古住宅の買取相場を調べる」方法です。

レインズマーケットインフォメーションとは、不動産会社同士が物件に関する情報を共有するためのシステム「レインズ」の個人向けサイトで、直近1年間に売買された物件の価格情報が検索できます。
日本全国の不動産会社が行っている日々の取引結果が反映されているので、新しい情報を手に入れられるだけでなく、情報量も多く、信頼できるサイトです。

このレインズマーケットインフォメーションを利用することで、類似物件の過去の取引額から、相場を知ることができます。

具体的な手順は以下の通りです。

▼「レインズマーケットインフォメーション」から中古住宅の買取相場を調べる方法

①「レインズマーケットインフォメーション」にアクセスして、エリアを選ぶ
②追加検索条件を入力する
③表示された取引情報の価格を確認する
④過去の取引額から相場を予測する
⑤<相場×0.7=買取価格の相場>を計算する

4-2.不動産ポータルサイトで調べる

2つめの相場の調べ方は、「不動産ポータルサイトで調べる」方法です。

SUUMO」などの不動産ポータルサイトで、類似物件の現在の売り出し価格を調べて、相場価格を予測します。

▼不動産ポータルサイトで調べる方法

①SUUMOにアクセスしエリアを選ぶ
②検索条件を入力する
③現在の売出価格から相場を予測する
④<相場×0.7=買取価格の相場>を計算する

4-3.「土地総合情報システム」で調べる

3つめの相場の調べ方は、「『土地総合情報システム』で調べる」方法です。

土地総合情報システムとは、不動産の取引価格や地価に関する情報が検索できる、国土交通省が運営しているサイトです。

この調べ方では「土地の価格」を調べることができます。
先述の通り、住宅の価値は築20年以上になるとほとんどなくなってしまいます。そのため、築20年以上の中古住宅を買取に出したいと考えている場合には、土地価格だけでの取引になることがあり、その相場を確認しておくと、買取相場価格をある程度把握することができます。

▼「土地総合情報システム」で調べる

①不動産取引価格要法検索にアクセスして条件を選ぶ
②表示された取引価格を確認する
③土地の価格から相場を予測する
④<相場×0.7=買取価格の相場>を計算する

さらに詳しく住宅の相場を調べる方法を知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。
家の売却相場はいくら?最新の相場動向と自分の家の相場を調べる方法

ご紹介した3つの買取相場の調べ方は、あくまで目安です。
実際の中古住宅の買取相場は、不動産市場の情勢や、その住宅の状態などによっても大きく変わります。
そのため、買取を考えている中古住宅の買取相場がいくらになるのかについて、より正確に知りたい場合は、後述する「不動産一括査定」を利用して、確認することをおすすめします。

5.中古住宅を買取相場より高く買い取ってもらう3つの方法

ここまで中古住宅の買取相場についてお伝えしましたが、「できれば高く買い取ってもらいたい」というのが本音ですよね。

少しでも高く、中古住宅を買取をしてもらうためには、知っておくべき3つの方法があります。
「仲介」で売却するのと同じくらいの価格で中古住宅を買い取ってもらうことは難しいですが、その方法を知ることで、買取相場より高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。

そこで、本章では中古住宅を買取相場よりも高く買い取ってもらうための以下3つの方法をお伝えします。

それではそれぞれみていきましょう。

5-1.最初は「即時買取」ではなく「買取保証」を活用する

1つめのおすすめの方法は、「『即時買取』ではなく『買取保証』を活用する」方法です。

そもそも買取には、「即時買取」と「買取保証」の2パターンがあります。

▼不動産会社による買取の方法2パターン

◆即時買取
すぐに住宅を買い取ってもらう方法

◆買取保証
一定期間「仲介」で売却活動を行い、売れなかった場合に不動産会社が買い取る方法

はじめから「即時買取」を選択するのではなく、「買取保証」の活用を念頭に置き、最初の一定期間は「仲介」にして、売却活動を行ってもらうというのも一つの手です。
そうすることで、中古住宅が高値で売れる可能性が高くなるのです。
「少しでも高値で売却したい!」と考えている人にはおすすめの方法と言えるでしょう。

ただし、買取保証を念頭に置いて不動産会社に仲介を依頼する場合、売却までに時間がかかってしまうため、「すぐに住宅を売却したい!」と考えている人には不向きです。

5-2.1〜3月を狙って買取をしてもらう

2つめのおすすめの方法は、「1〜3月を狙って買い取ってもらう」方法です。
1〜3月に中古住宅を売却することで、買取相場より高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。

その理由は、1〜3月は新年度・新生活の準備期間なので、住宅購入の需要が高まり、不動産会社も買い取った住宅を比較的売りやすくなるからです。
買取をして再販しても、買主が現れないリスクが減るので、不動産会社は買取に積極的になり、買取金額も上げてもらえる可能性があるのです。

したがって、できれば1〜3月を狙って中古住宅の買取を行うと良いでしょう。

5-3.複数の不動産会社へ査定を依頼する

3つめのおすすめの方法は、「複数の不動産会社へ査定を依頼する」方法です。

複数社の不動産会社へ査定を依頼することで、査定金額を見比べることができ、その中から納得のいく条件を選ぶことができます。いくつかある査定金額の中から、買取相場よりも高い価格で買取をしてくれそうな不動産会社を選べるのです。

ただし、複数の不動産会社へ査定を依頼するのは「手間や時間がかかって、面倒だな…」と感じる方もいるかもしれません。

そこでおすすめなのが「一括査定」です。

一括査定とは、中古住宅の築年数や住所、間取りや面積などの基本情報を入力するだけで、複数の不動産会社へ一度に査定依頼をすることができるサービスです。
そして複数の査定結果を見比べて、買い取ってもらいたい会社を選ぶこともでき、非常に便利なツールなのです。

当サイトを運営しているホームセレクトでも、「複数いっかつ査定」という一括査定サービスを無料でご提供しています。

「一括査定を利用してみたい!」と思った方は、ぜひご活用ください。

6.まとめ

本記事では、中古住宅の買取相場やその調べ方、買取相場より高く買い取ってもらう方法をご紹介しました。

ここで改めて記事の内容をおさらいしてみましょう。

◆中古住宅の買取相場は市場価格の70%程度

◆中古住宅買取の相場が市場価格よりも低くなる3つの理由

  1. リフォーム・リノベーション費用を差し引くから
  2. 利益分を差し引くから
  3. 売主自身が安い買取金額でも了承してしまうから

◆中古住宅は築年数が長くなるほど価値が下がる

  • 【〜築10年まで】新築価格のおよそ半分まで価値が下落する
  • 【築11年〜20年】新築価格のおよそ3割程度まで価値が下がる
  • 【築20年以上】中古住宅の価値は0(ゼロ)になる

◆中古住宅の買取相場を知るための3つの方法

  1. 「レインズマーケットインフォメーション」で中古住宅の買取相場を調べる
  2. 不動産ポータルサイトで調べる
  3. 「土地総合情報システム」で調べる

◆中古住宅を買取相場より高く買い取ってもらう3つの方法

  1. 「即時買取」ではなく「買取保証」を活用する
  2. 1〜3月を狙って買い取ってもらう
  3. 複数の不動産会社へ査定を依頼する

本記事が不動産売却において参考になれば幸いです。

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※2 アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 調査期間:2020年10月23日~26日 調査方法:インターネット調査
調査概要:不動産会社(仙台市エリア)10社を対象にしたサイト比較イメージ調査 調査対象:全国の30代~60代の不動産売買経験のある男女 1007名

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