営業部課長
2016年入社

松浦広典（まつうらこうすけ）

常にお客様の気持ちを考え、
安心して相談できる存在に

Q1. 入社のきっかけを教えてください！

私がホームセレクトへの入社を決意した最大の決め手は、「お客様本位」の営業スタイルが徹底されていると感じたからです。前職は3社経験しており、すべて法人営業に特化した業務内容がメインでした。もともと人と話すことが好きでしたし、薬品を取り扱う卸し業社や上場企業など、業界でも有数の企業に勤めていました。しかし、大きな会社は知名度の高さや安定感があるというメリットはあるものの、営業スタイルや経営方針がどうしても会社主体で形式的であり、お客様に対しての柔軟性が損なわれている印象を受けていたのです。

その点、ホームセレクトは社長自身の人となりの良さはもちろんのこと、創業当初より「お客様・社員の喜びを追求するとともに地域の発展に貢献すること」という理念のもと、お客様の立場に立った姿勢が根付いていると感じました。

また、私が初めてホームセレクトを知ったのは、ある1枚の人材募集のチラシでしたが、そのチラシのユニークな訴求にも心を奪われました（笑）。他企業は、福利厚生や働きやすさを打ち出すものが多い中、ホームセレクトは「私の代わりを探しています！」と退職する方の顔写真を大々的に使用してアピールしていたのです。

求職者の立場に立った効果的なPR方法だと思いましたし、これを展開する企業はどのような会社なのだろうと興味を持つことにつながりました。とても面白そうだと思いましたね。

Q2. 現在の仕事内容を教えてください

新築住宅や中古住宅、マンションなどの一般の方に向けた売買営業をしています。ときには自分で物件や土地を仕入れることもあり、業務内容は多岐に渡ります。また、現在は営業課長として、チームメンバーの育成やマネジメントにも携わっています。

ホームセレクトは、不動産業界の未経験者を中心に採用しています。私自身も中途入社で営業経験はあるとはいえ、入社当時は不動産に関する知識も乏しく、初めは苦労しました。しかし、初めて社長にお客様の担当を任されたときのことは鮮明に覚えています。

これまで延べ100人以上のお客様と関わってきましたが、どのお客様の顔もはっきりと思い浮かべることができるほど、お一人おひとりに誠心誠意尽くしてきました。お客様が理想の家に巡り会え、きちんと引き渡せたときや、持ち主の思い入れのある住居に新しい購入者が現れたときなど、どのシーンも印象深く、私はこの仕事が心の底から好きだと感じています。

Q3. 印象的なエピソードを教えてください！

新築住宅を購入するシーンは、お客様の新しい生活、ひいては人生のターニングポイントに立ち会えることも多いです。これまで私が担当させていただいたカップルは、入籍はまだ先でしたが、まさにこれから2人の新しい生活を始めるための家を探していました。打ち合わせの際からとても仲睦まじく、私も幸せなお2人の門出を見守らせていただくような気持ちで対応していました。

そんな中、諸々の手続きにお2人の入籍を先決する選択が出てきたことにより、なんと私が入籍の手続きをサポートすることになったのです。ゆくゆくは取り掛かるべき事柄でしたが、まさか私がお客様の人生の大切な節目に関わる日が来るとは思いもよらず、一層身が引き締まる想いをしたことは言うまでもありません。

それからお2人は無事入籍され、新しい家を購入されました。実はその家は、営業所からすぐ近くにあり、今でも顔を合わせることが多く、会えばご挨拶をさせていただきます。ご夫婦には新しい家族も生まれ、幸せそうな様子を見かけると私の胸はとても熱くなり、喜びを感じました。

Q4. 仕事をする上で心がけていることは何ですか？

常に「ニュートラルな自分である」、ということです。どういうことかと言うと、自分自身の心の状態を一定に保つということ。この考え方を指針としているのは、何よりお客様のためなんです。

私たちは毎日同じ場所で同じ仕事をしていますが、お客様にとって家の売買は一生のうちの一大イベントともなり得ます。お客様は一人の「人」であり、いろんな背景を持ってホームセレクトの扉を叩きに来てくれるのです。だからこそ、どんなに忙しいときも、お客様にとっての貴重な機会と時間をないがしろにすることなく、丁寧に落ち着いて対応したいと思っています。

また、私自身がホームセレクトに入社する前、法人営業をしていたということもニュートラルな心持ちを大切にするようになった理由のひとつ。というのも、ホームセレクトのお客様は個人であることがほとんどで、法人への営業アプローチとはまったく異なるからです。相手は生身の人間であり、あるときは購入に前向きになったと思えば、理由なくふさぎこんでしまうことも自然なこと。営業をする上で、私は不動産のプロとして、お客様の良き相談役として、相手が今どんな気持ちでどんなことに困っているかなどを常に冷静に見極め、お客様の心に合わせた姿勢を大切にしたいと考えています。

Q5. ホームセレクトはどんな人が向いていると思いますか？

素直な人が向いていると思いますね。私はその点、法人営業経験が長く、自分自身のやり方にこだわりがあり、頑固な面もあったので苦労しました（笑）。営業的に優秀だとか素養は関係ないです。それよりも、人間らしい魅力のある人のほうがお客様にもファンになってもらいやすい。

あとは、不動産は価格帯が高いこともあり、ガツガツ稼ぎたい！という方も不一致を生んでしまうと思います。ホームセレクトはノルマもなく、売上もチーム全体で達成していくのが基本です。個人プレーで一番を目指したい！という方は少しベクトルが異なりますね。というとあまり稼げないのでは？と思う方もいるかもしれませんね。しかし、ホームセレクトの給与体系はしっかりとした基盤があり、多くの上場企業を経験してきた私の満足度も高いです。

私自身、未経験から飛び込んだ世界ですが、協力し合える仲間とやりがいに溢れた仕事に就き、理想の働き方を諦めずにいて良かったと感じています。誰かの役に立つことに喜びを感じる方やチームで仕事をしたいという方にはホームセレクトは向いていると思いますね。