仙台市内の新築一戸建て情報|ホームセレクト
仙台市の新築一戸建ての購入、不動産の売却はホームセレクト

不動産売却コラム

不動産の相続方法、相続後の注意点について解説

公開:2020/04/05更新:2020/06/28

相続財産を有している被相続人が亡くなった場合、相続人同士で相続財産を分けます。相続財産が現金の場合は、相続割合に応じて分ければ財産分与が終了します。しかし、不動産の場合は、現金のように相続割合に応じて分けることが容易ではありません。

この記事では、不動産を相続した場合の対応方法について解説します。

不動産の4つの相続方法

被相続人が亡くなった場合には、被相続人が有していた財産を相続人たちが受け継ぎます。被相続人の財産が現金であれば、遺言書といった被相続人の意思表示がない場合には、相続割合に応じて現金を分けるのが一般的です。

しかし、不動産の場合、相続割合に応じて分けることは容易ではないため、他の方法で財産分与を行わなくてはなりません。

不動産を相続した場合の相続方法として以下の4つが挙げられます。

相続方法 特徴
現物分割 不動産を相続割合に応じて分ける
代償分割 不動産を1人が相続して他の相続人には現金を分ける
共有分割 不動産を相続人全員の共有にする
換価分割 不動産を売却して売却代金を分ける

それぞれの相続方法について詳しく見ていきましょう。

不動産の相続方法①:現物分割

現物分割とは、相続割合に応じて分割する財産分与の手段です。現物分割を選んだ場合は、売却による現金化といったことがないので、財産分与をスムーズに行うことが可能です。

不動産が土地の場合は現物分割を行いやすいと言えますが、建物の建っている土地の場合は現物分割を行うことは現実的とは言えません。

また、土地の場合でも分け方次第では不公平が生じやすく、分割したことで1つの土地が小さくなって価値が低下する可能性もあります。現物分割は財産分与の手段の1つですが、建物の建っている土地の財産分与にはあまり適していない方法と言えるでしょう。

不動産の相続方法②:代償分割

代償分割とは、不動産を1人が相続して、それ以外の相続人は相続割合に応じて現金を受け取るという財産分与の手段です。

例えば、夫、妻、子供2人の4人家族で夫が亡くなった場合に、妻が不動産を相続して、子供2人に本来相続するはずだった不動産の価値分の現金を渡すなどです。

不動産の価値をしっかり算出してから財産分与をするので、相続人同士で争うリスクを抑えることが期待できます。

スムーズな財産分与が期待できる一方、不動産を欲しいという相続人が複数人いた場合はトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。また、不動産を取得する相続人は、現金を支払わなくてはならないため、代償分の資力が求められる点にも注意しましょう。

不動産の相続方法③:共有分割

共有分割とは、相続財産が不動産のように分けることが容易ではないケースで、全員の共有財産とする財産分与の手段です。

不動産を相続したものの、どのように財産分与すればいいのか分からないようなケースや最後まで折り合いが付かないケースで用いられます。

「全員の共有」という考えは、財産分与の争いごとをうまく避けることができているように見えますが、あまりおすすめとは言えません。その理由は、誰かが売却したいと言っても、自分の持ち分だけを売却することができない、共有者に相続が発生した場合に権利関係が複雑になるためです。

共有分割を選んだ場合、しばらく時間が経ってからトラブルに発展する可能性が高いため、共有分割はあくまでも最終手段と言えるでしょう。

不動産の相続方法④:換価分割

換価分割とは、不動産を売却して、売却代金を相続割合に応じて分ける財産分与の手段です。相続割合に応じて平等に現金を受け取れるため、公平性の高い財産分与の手段と言えます。

先祖代々受け継いできた不動産を手放さなくてはならないなどのケースもありますが、長い目で見るとメリットが多いと言えるでしょう。

不動産を相続した場合の3つの注意点

不動産の相続では、どのように財産分与を行うかについて決めるほか、以下の3つの注意点を押さえておくことが重要です。

・遺産分割協議を行う
・相続登記を行う
・早めに売却する

それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

相続不動産の注意点①:遺産分割協議を行う

遺産分割協議とは、相続人が相続財産について話し合うことです。

話し合いがまとまると遺産分割協議書という書面を作成して、証拠として残しておく必要があります。

実は遺産分割協議書には、形式や書式のルールがありません。最低限必要な記載は、不動産の所在地、どのような分割方法を選択したかの2項目で、確認後に遺産分割協議を行った相続人全員の署名捺印をします。ほとんどの方は専門家の司法書士に相談や書類作成を依頼しますが、最低限は覚えておきましょう。

相続不動産の注意点②:相続登記を行う

相続登記とは、相続した不動産の所有権を変更する手続きです。不動産の売買を行った際は所有権移転登記を行いますが、相続が生じた際は相続登記を行います。

相続登記を自分で行う場合は、以下の4つの手順で行います。

①登記事項証明書を取得する
②遺産分割協議書を作成する
③相続登記申請書の作成を行う
④相続登記の申請を行う

相続登記には、数多くの書類を準備しなければなりません。また、登記は内容を間違っても法務局では削除をしてくれません。(錯誤という形で残ります)多少の費用はかかりますが、スムーズに手続きを行うには遺産分割協議と一緒に司法書士に依頼した方が良いと言えるでしょう。

相続不動産の注意点③:早めに売却する

換価分割で不動産の売却が決まっているのであれば、早めの方が良いと言えます。その理由は、誰も住んでいなければ建物の劣化が進行する、固定資産税がかかる、マンションの場合には管理費や修繕積立金もかかるなどのデメリットがあるからです。

ほとんどの不動産会社は司法書士の先生も紹介してくれますので、遺産分割協議や相続登記も含めて相談しながら不動産の売却を進めるといいでしょう。

まとめ

不動産4つの相続方法

・現物相続

・代償相続

・共有相続

・換価相続

相続不動産の注意点

・遺産分割協議を行う

・相続登記を行う

・早めに売却する

不動産売却コラム
新着記事

不動産売却のシミュレーション方法を解説|手元にいくら残るかわかる

「住宅を売却したら手元にいくら残るの?」 「不動産売…

記事を読む

新築・築浅の家を高値で売却する方法8選と知っておくべき注意点3つ

「購入したばかりの新築を売らなきゃいけなくなったけど…

記事を読む

古家付き土地売却とは?メリット&デメリットと良い条件で売るコツ

「古家付きの土地を売却したいけれど、どうすればいい?…

記事を読む

土地の評価額の調べ方を分かりやすく解説|目的別に計算法を紹介

土地の評価額を調べたい場合、調べ方はひとつではありま…

記事を読む

土地の実勢価格の調べ方と計算方法をどこよりも分かりやすく解説!

土地の実勢価格とは、土地の売買が成立した時の価格を意…

記事を読む

住宅ローンが残っていても不動産は売却できる!売却方法や流れを解説

「まだ住宅ローンが残ってるけど不動産売却って可能なの…

記事を読む

住宅の解体費用はいくら?坪数別の相場一覧と安くする工夫点5つ

住宅解体にかかる費用の相場は下記の通りとなっています…

記事を読む

路線価と実勢価格の違いを解説|路線価と実勢価格の調べ方や計算方法付き

「路線価」と「実勢価格」はどちらも土地の価格です。 …

記事を読む

不動産売却のシミュレーション方法を解説|手元にいくら残るかわかる

「住宅を売却したら手元にいくら残るの?」 「不動産売…

記事を読む

新築・築浅の家を高値で売却する方法8選と知っておくべき注意点3つ

「購入したばかりの新築を売らなきゃいけなくなったけど…

記事を読む

古家付き土地売却とは?メリット&デメリットと良い条件で売るコツ

「古家付きの土地を売却したいけれど、どうすればいい?…

記事を読む

土地の評価額の調べ方を分かりやすく解説|目的別に計算法を紹介

土地の評価額を調べたい場合、調べ方はひとつではありま…

記事を読む

土地の実勢価格の調べ方と計算方法をどこよりも分かりやすく解説!

土地の実勢価格とは、土地の売買が成立した時の価格を意…

記事を読む

住宅ローンが残っていても不動産は売却できる!売却方法や流れを解説

「まだ住宅ローンが残ってるけど不動産売却って可能なの…

記事を読む

住宅の解体費用はいくら?坪数別の相場一覧と安くする工夫点5つ

住宅解体にかかる費用の相場は下記の通りとなっています…

記事を読む

路線価と実勢価格の違いを解説|路線価と実勢価格の調べ方や計算方法付き

「路線価」と「実勢価格」はどちらも土地の価格です。 …

記事を読む